トルコ第3の都市 イズミル
6月1日(木)
ここまで駆け足でやってきたのでイズミルで2泊しちょっと休みます。
ホテルから徒歩圏内に古代アゴラ遺跡がありました。イズミルは古名をスミルナと言い、近隣の連盟の中心都市として紀元前8世紀に最盛期を迎えたと言います。詩人ホメロスの生まれ故郷としても有名です。アゴラ遺跡はアレキサンダー大王時代に建てられましたが地震で崩壊、その後ローマ時代に再建されたということです。
歩いていたらマクドナルドがあったので昼食を取ることにしました。
ハンバーガーとチキンバーガーを頼んだつもりがチキンバーガー2個になっていました。コーク、ポテトフライと合わせて95リラ(665円)は日本と比べても安いんじゃないでしょうか。
イズミル港に出ました。ここも釣り人が大勢います。沖合はエーゲ海です。
桟橋から船が出ているようで、もしかしたらギリシャに行けるのではないか、と思いましたがさすがにそれはありません。
遊歩道のベンチに座っているとエーゲ海側から心地いい風が吹いてきます。気候もTシャツ1枚で気持ちよく過ごせる最高の気候です。昔流行った歌
〽Wind is blowing from the Aegean 女は海~〽
が思い出されます。
さらに散歩してイズミル市民の憩いの場、時計塔広場まで来ました。
さらに足を伸してイズミル考古学博物館に行きました。ここにはヘレニズミ時代、ローマ時代の遺物が展示されています。
青銅製の彫像は溶かされて次の彫像に作り替えられたので、残っているのは貴重との説明書きがありました。
街中に紫の街路樹がよく目立ち印象的でした。グーグルレンズで調べると南米が原産のジャカランダという花らしい。日本では見たことない花です。
イズミルは400万都市で、地下鉄もトラム(路面電車)も走ってます。
結局徒歩圏内で観光を済ませたので「イズミルカード」を買わずに済みました。カードをどこで売っているのかもわかりませんでした。
帰り道にバザールがありました。大勢の人でごった返していました。
さすがに海の街、魚屋さんも軒を連ねていました。
いったんホテルに帰り一寝入りした後、また夕方に繰り出しました。
もう一度海岸沿いにやってきてレストランでシーフードを注文しました。
鯛の塩焼きか、これは美味でした。黒いソースは甘酸っぱくて魚に合いました。何よりトマトが美味しい。陽光を一杯浴びて栄養たっぷりに育ったという感じです。パンは食べ放題。ビールと合わせて225リラ(1575円)はちょっと高かったけど満足です。
真っ赤な夕日を眺めながらのビールも最高でした。