ミケーネその他遺跡探訪バスツアー
2024年6月12日(水)
いよいよ旅程の最終日となりました。
今日はバスでミケーネ、エピダウロス、ナフプリオの古代遺跡を1日で巡るツアーに参加します。事前にネットで申し込んでいたものです。
最初に立ち寄ったのはコリントス運河。エーゲ海とコリントス湾をつなぐ運河で、1893年に竣工したとのこと。上から眺めるとかなりの深さがあります。
大地震のために危険性が高まり現在は船の運航は停止しているとのこと。観光用とバンジージャンプにのみ利用されているそうです。
次の立ち寄り先は古代ギリシャの港湾都市エピダウロス。広大な遺跡が残っています。
この博物館は全て発掘品のレプリカだそうで、本物は初日に訪れたアテネ考古学博物館に収蔵されています。
次はナフタリオンの3つの要塞。これらは古代ではなくオスマン帝国時代の要塞。
最後に訪れたのがミケーネ遺跡。ミケーネ文明は古代ギリシャ文明の早期の文明。この遺跡には当時の人々の生活の跡が残っています。
こんなに山の中に初期の文明が発達したとは思ってもみませんでした。
この博物館の所蔵物も全てレプリカで、本物はアテネ考古学博物館に展示されているとのことです。
ところでミケーネに来たあたりから暑さが尋常でなく、気分が悪くなり観光どころではなくなりました。スマホで表示されたミケーネの温度は40度C。暑いはずです。40度は体験したことのない暑さです。日陰もほとんどなく、早めにバスに乗り込もうとしたら運転手に「冷房かけてないから中の方が暑いぞ」と言われてしまいました。
帰りのバスの中でもぐったりとして熱中症の一歩手前ではないかと思われました。
旅の最終日は散々な日になりました。