エルデニ・ゾーと1日オプショナルツアー

2025年7月28日(月)

 

午前中にエルデニ・ゾーを観光しました。エルデニ・ゾーは1586創建のモンゴル最初の仏教寺院とのことです。古都カラコルムの跡地に建てられているので、地下にはモンゴル時代の遺跡が残っていると言われています。

 

壁に額をつける人。功徳があるのだろうか。

 

エルデ二・ゾー入口

敷地は広大ですが、残っている寺院は少ない。人民政府時代に弾圧を受け、ほとんど破壊されたとのことです。

 

 

 



午後からは「オルホン河+乗馬体験1時間+遊牧民のゲルで食事」の1日ツアーに参加しました。一人だと130US$のところ、神奈川から来たSご夫婦に同行することで一人80US$で参加することができました。

目的地まで3時間半の辛いドライブでした。

オルホン渓谷

目的地のオルホン滝は有名な景勝地です。近くに寄るとかなりの水量があることがわかります。

オルホン滝

この滝をモチーフにした、モンゴル人の画家の手による「オルホン河」という作品が福岡アジア美術館に所蔵されています。

 

ツェレンナドミディン・ツェグミド「オルホン河」

雨の少ないモンゴルでは川は貴重な水資源。ここには川を神聖視する気持ちが表現されているのではないかと思われます。

 

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次は1時間の乗馬体験。

これから乗る馬

最初はバランスが取り辛かったけど、慣れてくると楽しくなりました。貴重な体験です。馬上で写真を撮るのは危険だから止めてくれと言われたので写真はありません。

次に遊牧民のゲルでの夕食。ゲル内にはテレビも冷蔵庫もありました。

 

 

食器棚

ヤクの乳で作ったヨーグルト

肝心の料理の写真が撮れてなかったですが、「ボダータイ・ホールガ」という羊肉とジャガイモの炒めご飯でした。ヤクのヨーグルトとチーズ付き。

 

外には太陽光パネルとパラボラアンテナが設置されていました。

 

このお宅はヤクをたくさん飼っているようです。

ヤク

この広々とした草原こそがモンゴルの原風景なのだろうと思います。

 

ゲストハウスに戻ったのは予定を1時間過ぎて午後10時でした。我々3人の到着を待って、ゲル内で馬頭琴のミニコンサートがありました。一人20000トゥグルグ(約800円)。真ん中の少年はダンサー。

馬頭琴は弦も弓も馬の毛を用いているとのこと。実際に弓を触らせてもらいましたが、何十本もの毛がより合わさっていました。

 

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モンゴルには「ホーミー」という、一人の歌い手が高い音と低い音を同時に出す伝統的な歌唱法があります。右のおじいさんはホーミー・マスターとのことです。

 

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