イスタンブールで民泊体験

6月9日10日の2泊は、airbnbを使って初めて民泊というものを使ってみました。

イスタンブル中心部にある、海の景色を楽しめる部屋」という惹句に惹かれ予約した部屋は2泊で7311円。ホストはエリフさんとういう女性でした。スーパーホストに指定されているので評判のいい方だと思われます。

鍵をどうやって受け取るかのやりとりもairbnbが翻訳してまで仲介してくれます。何回もやりとりした後、マンションの向かいの雑貨屋さんから鍵を受け取るということになり、本人が帰ってくる前に部屋に入りました。

 

エリフさんの貸し出し条件は「ペットの猫をかわいがること」。猫は一匹かと思ったら、何と7匹飼ってました。

居間からは確かにボスポラス海峡が見えました。

 

夜のボスポラス海峡の眺めも素敵です。


長い間ホストをやってて、日本人は初めてということでした。日本人の印象を悪くしてはいけないと気を遣います。

村上春樹が好きだそうで本を見せてくれました。村上春樹トルコ語訳はたくさん出ているということです。世界中にファンがいるのですね。

トルコ語版「1Q84」 1200ページを超える厚さです。

2日で読み切ったそうです。

本人はかなり流暢な英語をしゃべります。私の拙い英語も一生懸命聞いてくれました。

いろいろ話をしていて興味深いことを聞きました。

エリフさんは「私は宗教は嫌いです。」とはっきり言うのです。トルコ人の半分はムスリムじゃないそうで、敬虔なムスリムは人口の10-15%しかいないそうです。「私はムスリムです。」と言う人でも、お祈りをしなかったり戒律を守らなかったり、要するにルーズなムスリムが多いらしい。トルコが世俗主義の国ということは聞いていましたが、よりはっきりとしました。

 

2日目には夕食をシェアしようと言ってごちそうしてくれました。ベジタリアンのメニューでした。

サラダ、ポテト、きのこ、干し果物

貸し出している2部屋のうち、もう一部屋はグアテマラの青年が3泊4日で使っていましたが、夜遅く帰ってきたり、部屋にこもってリモートワークをやったりしているらしく、1回しか顔を合わすことがありませんでした。

 

地元の人とふれあう機会が生まれるという点で、民泊というのもこれからはありかな、と思います。費用も安いし、今回の旅で一番快適に過ごせました。