世界遺産 イスタンブール歴史地域

6月9日(金)

 

夜行列車がイスタンブールのアジア側の停車駅についたのは予定より1時間遅れの6時半でした。そこからヨーロッパ側に渡るのに迷いに迷い、結局トプカプ宮殿に着いたのは9時開館前の直前でした。トプカプ宮殿の入場料は今までで最高額の650リラ、さらにハレムに入るには別料金の225リラがかかり、合計875リラ(6125円)となりました。

旅行の直前にトルコのTVドラマ『オスマン帝国外伝』全312話を一気見してきたので、ドラマの舞台となるトプカプ宮殿は特に思い入れのある場所です。

皇帝の門

皇帝の門を入ったところで入場料を払います。

挨拶の門

この門を抜けると宮廷内になります。

幸福の門

謁見の間

ハレムに入って、TVドラマでよく見た馴染みのある景色がありました。

母后の部屋

女官たちの大部屋

女官たちのハマム(風呂)

スルタンのハマム(風呂)

スルタンのトイレ

宝物殿。一番の混雑場所がここでした。オスマン英国時代のお宝が展示されています。

 

預言者ムハンマドの足形」と書かれているが本当だろうか

預言者の手紙」

 

預言者ムハンマドの娘ファティマの服



どちらも「7世紀の預言者ムハンマドの靴」と書かれている

宮殿のキッチン。

キッチン

キッチン

独仏露中国など各国から取り寄せた陶磁器のなかに、一つだけ日本製を見つけました。

日本製陶磁器


トプカピ宮殿に隣接するアヤ・ソフィアに行きました。

 

アヤ・ソフィア外観

西暦360年に建てられたというから日本では古墳時代のことです。その時代にこの大聖堂を建てる力があったというのはすごいことです。オスマン帝国時代にモスクに作り替えられ、共和国になってから博物館になったが、現エルドアン大統領はイスラム回帰政策で2020年にまたモスクに変えてしまいました。博物館の時代は入場料がかかりましたが、モスクになってからは入場料は無料です。荘厳な装飾に圧倒されます。

 

キリスト教の壁画がそのまま残っています。

中は信者なのか観光客なのかわからないですが、密な混雑です。中に入っていくと身動きがとれなくなります。

近くの地下宮殿に行きました。30分の行列待ちです。

東ローマ帝国時代の貯水池です。

メドゥーサの首が2本の柱の土台に使われています。

現代アートの展示場としても利用されています。

 

夕食はチキンのケバブ。どうしても安いものを選ぶと巻いたチキンのケバブになってしまいます。

海が近いので海岸に出られないか探っていたところ、ガラポートという港湾施設から海岸に出られました。

ボスポラス海峡

大型客船が1隻停泊していました。この港には最大3隻の大型客船が留まれるそうです。

ここはデートコースにもなっているようです。