ウランバートル到着

モンゴルh井鶏旅2025年7月25日(金)

 

乗り継ぎでソウルに一泊した後、仁川空港よりT'way航空でウランバートルに向けて出発。機内は韓国人の観光客でほぼ満席です。成田発の直行便にも日本人観光客がこんなに乗っているのでだろうか。

 

内モンゴル自治区あたりから眼下には沙漠が広がっていますが、一部緑の部分もあり完全な沙漠ではない模様。緑がだんだん広くなり、チンギスハーン空港に到着する頃にはほぼ草原になっていました。

沙漠から草原へ

空港から市内へは、ばか高いタクシーを使うか2時間に1本しかないバスを使うしかありません。事前のネット情報では乗合いバスがある、ということでしたが見当たりませんでした。同じように迷っている日本人らしき人から声かけがあり、2人でタクシーを相乗りすることにしました。料金は1人5万トゥグルグ(約2000円)。市内に近づくにつれ悪名高い交通渋滞に遭いましたが、幸い1時間半で市内に辿り着くことができました。

 

車内で話を聞くと、この方は9年前に、今の言葉で言うと”FIRE"して利息だけで生活し世界中を旅して回っているという、羨ましい身分の御仁でした。異国で知り合った縁で、後で待ち合わせて夕食を一緒に取ることになりました。

 

今日の宿は「モンゴリアン・ビジョン・ツアーズ」というゲストハウス。

モンゴリアン・ビジョン・ツアーズ

部屋もきれいだしトイレもシャワー室と仕切られていて快適です。これで2泊で99,864トゥグルグ(約4100円)は格段に安い。白人も大勢泊まってました。


宿から歩いてすぐの所に国立ドラマ劇場の建物がありました。ドラマ「VIVANT」の第一話で堺雅人がドラムに盗聴器を仕掛けられる場面に使われていました。何となくソ連っぽい建物です。

 

国立ドラマ劇場

市内の中心はスフバートル広場。ソ連時代の街にはこんな巨大な広場がよくあるように感じます。ドラマ「VIVANT」にもたびたび登場しました。

スフバートル広場

正面にはモンゴルの英雄チンギス・ハーンの像が鎮座します。衛兵がいて近くには寄れません。

チンギス・ハーン

 

広場の中心にはこの広場の名称にもなっている人民革命の英雄スフバートルの像が建っています。

スフバートル像

さて夕食は有名なレストラン「Modern Nomads 2」で取ることになりました。モンゴルでは馬肉を食べないと聞いていたのに、メニューに馬肉があったので注文してみることに。もう一品は小麦粉で野菜を包んで揚げたホーショールという伝統料理にしました。

馬肉のセットとホーショール

味の方は、どちらも味付けが薄くて味がしないと、イマイチだったというのが2人の一致した感想でした。ビール付きで91000トゥグルグ(約3700円)。

 

モンゴルの横断歩道は信号と同時に地面にも電光線が光るというユニークなつくりになっていました。

赤信号

青信号

宿にチェックインした際、予約したベッドルームは一杯で今日はこの部屋に泊まってくださいと2ベッドルームを案内されましたが、同室者はコリアン・レディだと聞かされ、いいのかなあ?と不安になりました。夜遅くに帰ってきた同室者は中性的で、話していてもどっちかよくわからない。でも大きな化粧箱を持ってるし髭剃りも持ってるし・・・意を決して男か女か聞きました。そしたら「男」とのこと。しかも成都から来た中国人でした。全然違うじゃない!大笑いです。翌朝も入念に化粧していました。だいたい毎朝1-2時間かけて化粧するそうです。現代の若者はこうなのか・・・おじさん、いやおじいさんには理解できません。