ベトナム縦断⑧帰国

9月17日(土)

 

現地時間で日付が変わろうとする頃、ハノイのノイバイ空港にいました。深夜1時50分発福岡行きのVietjetAir機に乗るためです。

 

「MySOS」を開いて画面が青くなっていることを確認。「MySOS」の画面は審査前は赤、審査中は緑、審査が終わって入国可となると青くなります。航空会社のカウンターでその画面を見せるように言われました。日本語を読めると思えませんでしたが、色でチェックすることが指示されているようです。そのあとワクチンの3回接種済み証明書も見せろと言われました。「MySOS」はワクチン接種済みじゃないと青くならないのに、それだけじゃだめなのか。でも念のためその紙も持っていたので良かったです。雨でよれよれになってましたが。

 

ノイバイ空港のラウンジで日記の続きを書いてるときに突然PCの電源が落ち、その後電源そのものが入らなくなりました。雨で濡れてしまったためか。最後に災難が待ってました。

 

福岡までの4時間のフライトの間、一睡も出来ませんでした。乗客は6-7割の入りで、その9割以上はベトナム人でした。福岡あるいは九州にこれだけ多くのベトナム人が、仕事かあるいは留学か、来ているのだと実感しました。

 

さて、福岡空港に到着したのは7:40。空港の検疫体制の準備ができてないので8時まで機内で待機するようにアナウンスがありました。そして降りてから案内に沿って検疫所へ。そこには4-5十人はいそうな検疫スタッフ、そのうち十数人は完全防護服を着ていて、まるで病原菌扱いされているような対応です。このものものしさは用心深いというのを通り越して滑稽です。体温測定から始まって数カ所の関所がありましたが、そのたびに「MySOS」の画面を見せるように言われます。入国審査に進む前にこの検疫を通過しないといけません。「MySOS」を入れてない外国人、入れてても画面が青くない外国人はここを通過するのに苦労することでしょう。これでは外国人に嫌われるはずです。

 

ベトナムでは外ではマスクをしている人は少なかったですが、バスの中とか空港の中では皆マスクをしていました。そこはちゃんと教育されているように感じました。消毒は全く求められませんでした。WHOも接触感染はほとんど発生しないといっているぐらいだから、消毒の効果は疑わしく思います。これだけ消毒を徹底している日本で世界最大の感染者が発生している事実の説明がつきません。日本の感染対策は世界の常識とはかけ離れているようです。