イスタンブール到着
5月29日(月)
シンガポール発2:05分イスタンブール着8:15分、飛行時間は11時間でした。
イスタンブール空港はまだあちこち工事中で完成には遠いですが、完成したら世界一の大きさになると言います。シンガポール空港も大概大きかったですが、イスタンブール空港もそれ以上です。だからか飛行機がランディングしてからターミナルに着くまでが異常に時間がかかりました。しかし空港は大きければいいというものではありません。利用者にとってはコンパクトな空港の方がいいに決まっています。イスタンブール空港は旅客も少なく閑散としていて、それなのに無駄に旅客を歩かせて不便この上ありません。
さてイスタンブールに着いてやるべき3つのことはシンガポールと同じ。しかし、まず①事前にトルコのプランも購入しておいたのですが、SIMの変更は回線につながらず失敗。シンガポールではうまくいったのにどうしてか。②ATMでの現地通貨引き出しは成功。③イスタンブールカード(交通系ICカード)の入手は失敗。地下鉄駅では機械でしかカードを発行しておらず、その方法がわからずじまいでした。せめて窓口でも発行すべきでしょう。ほかの地下鉄の駅もそうでしたが、駅にポリスはいても駅員がいないし窓口もないのです。これだけ観光客の多い都市なのに、それはいけませんね。
カードが入手できないのでバスで都心に来ました。新市街の中心地タクシム広場に着いて、真っ先にSIMカードを購入しました。20GBが最低の容量で、650TL(約4550円)と高額だったのですが背に腹は代えられません。
機内では一睡もできなかったし、着いて早々失敗は多いしこれからが思いやられるスタートです。
タクシム広場の地下鉄駅では、駅員なのか一人おじさんがイスタンブールカードの買い方を観光客に教えていて、行列ができていました。時間はかかったけどやっとカードを入手できました。(しかしその後も入構の際にトラブルが起こり四苦八苦しました。)
新市街から旧市街を目指して目抜き通りを歩いて行きます。
新市街と旧市街を結ぶガラタ橋のたもとで、名物のサバサンドを食べました。なかなかいけました。70トルコリラ(約490円)。
動画でよく見てましたが、ガラタ橋には釣り人がたくさんいます。
イスタンブールは坂の多い街で、歩くだけで疲れます。ホテルを探して足が棒のようになりました。ホテルにチェックイン後、地下鉄に乗って明日の長距離バスの予約に行きました。トルコはバスが発達していて「オトガル」と呼ばれるバスターミナルから24時間バスが各地に向けて発着しています。「オトガル」は巨大で発着場もたくさんあるので、明日迷わないように下見をしておきました。
朝は雨模様でしたが午後には晴れていい天気になりました。暑くもなく寒くもなくちょうどいい気候です。
ちょっと時間があったので、スルタンアフメット・ジャーニーを見学。いわゆるブルーモスクとして名高いモスクです。
天井の装飾が素晴らしい。17世紀初めの建造物ですがこの完成度です。
イスタンブールは旅程の最終2日間にちゃんと観光するので、今日のところはここまで。
宿の隣のレストランで夕食を取ることにしました。どれも量が多そうなので一番安いものを注文しました。肉と野菜を薄皮の生地で巻いたものです。
このケバブ、全く味がなくケチャップで味をつけるしかありませんでした。
スーパーでビールを買おうとしたら売ってませんでした。やはりイスラムの国です。