世界遺産 ヒエラポリスーパムッカレ
6月4日(日)
朝もう一度部屋の温泉につかりました。気分爽快です。
カラハユットの村から2kmの位置に世界遺産ヒエラポリスーパムッカレの北口ゲートがあるというので、歩いて向かうことにしました。ヒエラポリスはローマ帝国時代より温泉保養地として有名だったということで、その当時の遺跡が残っています。
北口から入ると、道の両側に墓が延々と並んでいます。
この大劇場の規模と保存状態はエフェソス遺跡と引けを取りません。
「遺跡の上で泳げる」温泉プール。クレオパトラも泳いだと言います。
ヒエラポリス博物館にはこの地で発掘された遺物が展示されています。
ここから下に下ると石灰棚で有名なパムッカレになります。
ただネットの情報では、近年水が涸れてかつての美しさが廃れたと書かれています。
確かに水を保っているのは一部の棚田だけでした。
棚田を傷つけないためでしょう、中に入るには靴を脱いで裸足にならないといけません。裸足で歩くとごつごつして足裏が痛く、逆に痛くない場所はつるつるしててとても滑りやすい。目の前を歩いていた女性が2回滑って転びました。
パムッカレを後にし夜行バスで次の目的地カッパドキアに向かいます。
デニズリまでミニバスで戻りましたが、バスの出発時間21:30まで6時間の空き時間があります。まずは遅い昼食。チキンのケバブをパンに挟んだもの。なかなかいけました。
デニズリ駅の待合室ベンチで寝ることにしました。しばらくすると雷音とともに大雨が降り出しました。時間はちょうど昨日の列車が止った時間。毎日の夕立のようなものかもしれません。雨が降り出すと急に寒くなりパーカーを着込みました。
雨は1時間ほどで止んだので、外に出てWifiが使えるカフェを探して時間をつぶすことにしました。
20:30にデニズリのオトガル到着。カッパドキアまでは10時間のバス旅です。